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【速報】人類代表 囲碁棋士 柯潔(かけつ)九段(中国)が人工知能 AlphaGoと対決

どうもそーたです。

とんでもないニュースがきました。

これは間違いなく日本どころが全世界が注目するレベルですね。

現在世界最強と謳われている囲碁棋士 柯潔(かけつ)九段(中国)が、Google傘下のDeepMindが開発した囲碁AI「AlphaGo」と5月下旬に全3局真剣勝負をするそうです。

それだけでなく他にもバラエティに富んだ対局があります。

<ペア対局>アルファ碁とペアを組んだ中国のプロ棋士同士が対局。「共に学ぶ」というコンセプトのもと、棋士とアルファ碁が交互に手を打つ。 <チーム対局>アルファ碁が中国のトッププロ棋士 5 人のチームを相手に対局。棋士たちが力を合わせて、アルファ碁の創造性と順応性を試す。 <柯潔 対 アルファ碁>大会の目玉として、アルファ碁が世界最強の棋士である柯潔と伝統的な全 3 局の 1 対 1 対局に挑みます。アルファ碁の能力の限界が試される対局になる見込み。

ーGoogle Japan Blog より引用

AlphaGoといえば、ちょうど昨年の今頃、世界トップクラスの囲碁棋士 李世ドル(イセドル、韓国)と全5局戦い、4勝1敗で勝ち越し。

当時は日本どころが世界中も震撼していました。

元グーグル日本社長 辻野 晃一郎さんも驚いていたくらいでした。

ご本人のAlphaGoの説明の記事が2つあります。

これまで囲碁は人類最後の牙城のゲームのひとつと言われ、絶対人工知能に負けるはずがないと言われていたのです。

それがこの結果になりました。

対決した本人曰く、アルファ碁は人の思いつかない手で打ち出してきたとか。

あくまでもプログラミングではまだまだど素人のレベルなため、推測なだけにすぎませんが、人工知能は計算速度が速いだけで人間にしかできないクリエイティビティな部分はまだと思われていたところが、もしかしたら人間の考えうるパターンの推測レベルをはるかに超えるパターンで針の穴かそれ以下を通すような隙を通したのかもしれません。

クリエイティビティは、インスピレーションから生まれるのですが、よくよく見極めると、あるものとあるものの組み合わせにすぎなかったりすることがあるのです。

残念ながら何もないところから生まれてきたわけではないのです。

囲碁の打ち出せるパターン数は、10の360乗と19×19の基盤に詰まっているそうなので、この無限に近いパターンを人工知能AlphaGoが計算しちゃっているのかもしれませんねぇ。。。

詳しくはAlphaGoを作ったスタートアップ DeepMind 社長のデミス・ハサビス氏がイセドル氏を打ち破ったあとのインタビューに応えているので、詳しく読めば、どのように作ったのかわかってくるかもしれません 笑

この勝負が日経新聞など大手メディアにも載ったほど世間のインパクトが強かったので、すぐに週刊チャンピオンにプロ棋士と人工知能の囲碁ソフト対決のマンガすら出ちゃったほどですね。

このマンガは人工知能囲碁ソフトとは何か、どのように作られているのかの点でそのソフトの作り手の意図をさらに知るにはちょうどいいと思います。

たとえば、これまでプロ棋士は人間を相手に対局してきたのが、これからは人工知能ソフトと対局するようになり、対人工知能とした囲碁の戦い方が進化するとか。

囲碁が発明されて以来、数千年間培われてきた対人間の歴史が根本的に覆されるレベル。

この話を見ると、あながち漫画の中の話だけでは済まなそうですね。

2040年代、あるいは量子コンピューターの出現で人工知能の進化がさらに早まると言われているので。

しょっちゅうコンビニで立ち読みをしているのですが、素人の僕でさえも面白くてワクワクしましたねw

そして。

李世ドルが負けたあと、世界最強の柯潔(かけつ)九段は「アルファ碁はイ・セドルに勝てても私には勝てない」と当時は強気を言い、あまりもの凄まじいフルボッコぶりからもしかしたら自分もイ・セドルとの対局と同じ条件であれば負けるかもしれないと訂正しちゃったそうですが、ちょうど1年ほど経った今回の対局でどうなるのでしょうかね。

最近の中国政府は、アメリカとは引けを取らないくらい人工知能に力をいれているそうです。

当然軍用に応用できることもあってむしろ警戒されるレベル。

今回の対局はGoogle Japan Blog に書かれていたように中国政府の協力もあるので、アメリカ全体の人工知能の動向の一部としてAlphaGoから情報収集がてら柯潔(かけつ)九段に対AlphaGoのスペシャルな訓練と投資を国家を挙げて行っているのではと予想しています。

対局は1ヵ月半ほど先ですが、結果がどうなるのか気になりますね。


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