大学院で博士号を取っている人に英語を教えてきました
50円ブログを起業し、ネットショップを開き、3月15, 16, 17日の予定を並べたその矢先、あっという間に16日が売り切れました。
ごっつあんです。
それにしても僕の顔写真が売り切れないで真ん中の五つ葉と四つ葉のクローバーの仲間たちの写真が売り切れたとは。
なるほど、やり方を変えた方がいいですねぇ。
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というわけで、今日この日を迎えて早速ご依頼人に行ってまいりました。
ご依頼してくださった方は、大学院の博士課程で障害児と一般児が一緒に同じ学校で学ぶインクルーシブ教育を研究されている方、河合高鋭さんです。
大学院で研究している傍ら、講師として精力的にあちこちで講演されています。
といいつつも実は6,7年くらい前、僕が学生をやってたとき、一回お会いしたことがあります。
ゼミ担当が横浜国立大学附属の特別支援学校(知的障害関係)で校長をやってたこともあって、その学校に特別にゼミ企画で視察をさせていただいた際、たまたま河合さんにお会いしていました。
あれから6,7年たった今。
一般社団法人 Get in touch という世の中の生きづらさ解消を目的に障害者アートを中心にLGBT啓発、ハーフタレント(日本人とガーナ人のミックスの矢野マイケルさんとその兄弟たち)のライブなどいろいろイベントを起こしている団体で再会しました。
僕もこの世から障害者と健常者の区別を生み出す社会のシステムを変え、この世界から「障害者」「健常者」という言葉ところがコンセプトすら世の中から消え去るのを目指しています。
と、そこでですが、中にカンのいい読者がいると思います。
えっ6,7年前に一度会っただけでまだ覚えてたの!?
って。
そう、僕には特技があって、10年前に一度会っただけでもその人と関わっていれば覚えているんです。
さて、本題のご本人のご依頼。
河合さんは、大学院で博士課程にいることもあって、英語が必要になっているそうです。
そのことで英訳を手伝ってほしいと。
僕は英語でコミュニケーションしたり、海外のニュースを通しての情報収集が大好きです。
コミュニケーションはいつも海外の友人と英語でメールのやり取りしたりしています。
一方で、英語といってもジャンルがありますよね。
学術論文、医学、心理学などなど…
それらの分野は単語も含めて高度な知識が必要になってくるので、さすがに太刀打ちできるかは分かりません。
ましてや大学院にも行ってません。
その代わり、高校時代、英検2級合格で高卒レベルをクリアして、今でもまだ英語を使っていてニュースが読める程度ですが。
そのことを前もって伝えたのですが、大丈夫、大丈夫と。
アメリカの自閉症支援のホームページを見せてもらいました。
そのホームページは、アメリカの大学院のメディカルスクール(医学部大学院)でしたが、内容は比較的一般人向けで読みやすかったです。
おそらく学校の先生方、自閉症の子をお持ちの親御さん向けを意識してのことだと思います。
で、実際訳するときになって、河合さんがご用意していただいた例のサイトのプリントをいただき、確認。
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え?
たくさんあるじゃん。
ひいふうみぃ…
うわ16枚。
今日は2時間の予定だから…
1日を売ってるわけだから、とてもじゃないが、ネタ的にぜんぶやってみようじゃないかとも一応考え。
そこで河合さんに聞いてみました。
この枚数、2時間でできるの?と。
そしたら、
「いえ今日は試しにやってみるのが目的です。
8月に定期テストがあって、このサイトの中身を理解しているのかが求められているので、8月まで週1で手伝ってもらえば」
とニッコリ。
おぉ…
熱意のある方だ…
素晴らしい…
小学生から大学生を通してずっと宿題以外予習も復習もしてないほどお勉強大嫌いの自分として頭が下がる思いでした 笑
一方、いろいろ訳する中で気づいたのですが、河合さんはiPadを用意しているにも関わらず、辞書として活用してないことに気づきました。
あーこれ知らないともったいないなと。
現代のテクノロジーを制すればテストも制すると言っても過言ではないので…!
やり方を教えました。
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ある単語をタッチパネルでワンモーション押さえてタッチ。
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すると、黒いパネルが出てきて、「調べる」をタッチ。
あらまぁこのような英和辞書が出てきて便利。
こんな感じです。
そしたら、河合さんの顔がパァーッと変わってきました。
おぉっまぶしい…!
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これまでこんなだったのが
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こんなに変わっちゃいました。
あとは、テストに向けての英訳だけでなく、英語を言語として獲得するということはどういうことなのかもいろいろ教えてきました。
これは、河合さんにも英語への苦手意識をなくして、むしろ好きになってもらい、長期に渡って生涯レベルで使ってほしいとの考えからです。
アントレプレナー(起業)の神様 マイケル・E・ガーバーからの受け売りですが、インパーソナルドリームという考え方があります。
その人の心の中に潜んでいる本当に自分の叶えたい夢を叶えること。
これからは8月のテストに向けて英訳に付き合ってきます。
いやぁ僕も英語読むの、わざわざ日本語に訳さないでダイレクトに読むんだけど、分かってるつもりになっているフシがところどころ見かけるので、実力がまだまだ伸びそうな予感がしますー。
ということで今日の最後にあの報酬が。
えっ報酬あったの?
と忘れてた方が中にいらっしゃると思います。
あのー僕、何のために50円ブログやってるんでしょうか?
そう、50円なんですよっっっ
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50円ゲット。
ミッションコンプリート。
見えづらいかもしれませんが、50円玉はいかんせん用意してなかったようで。
よっしゃー。
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…あれ?
何ですかこのお札?
野口 英世さんがひいふうみぃ…
3人もいるんじゃありませんか。
想定外だったのでびびりました。
この僕の表情を見てください。
50円が60倍にふくれ上がった…
さすがにびびったので、河合さんに改めて聞きました。
僕 本当にこれ好意で受け取っていいんですか?
河合さん いやいや少なくてごめんね
うぉーこれは嬉しいっ
当本人のホームレス小谷はこうやってもらってるのか。
ううむ…
ネタではなくでマジで。
一方でお金とは何か考えさせられました。
ホームレス小谷をサポートしている絵本作家兼お笑い芸人 西野さんはこう言ってたそうです。
お金がまわる理由は「信用」と「恩の力」だそうで。
(この画像をクリックすると logmi 文字起こしサイトで西野さんが小谷さんのことについて話している記事に飛びます)
うーん…
この起業を通してお金とは何か学ばされそうな気がします。
実を言うと、今日のご依頼からしばらくしたあとえも言われぬ何か幸福感に襲われました…
なんだこれ 笑
最後にこれ。
もうひとつの報酬。
では、お次をたのしみに!
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