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Chikirinの日記 社会の生産性を上げるための廃止すべき 10の制度 から考えたこと

Twitterでちきりんをフォローしていて、面白い問いかけのツイートを見つけました。

画像をクリックすると本人のツイートにとびます

そして、ブログ記事はこちら。

社会の生産性を上げるため廃止すべき 10の制度

本人の主張のポイントをまとめると以下の通り。

1, 通勤という習慣

2, 投票制度

3, 現金制度

4, 長すぎる一律の義務教育

5, 生活保護以外の社会制度

6, 決算・納税制度

7, 紙

8, 運転制度

9, 卒業証書

10, 未定

なるほど、本人の主張は面白いです 笑

特に 1, 通勤という習慣。

僕は学生時代からずっと小田急線、田園都市線使っているのですが、平日のお昼にも関わらず人が混みっぱなしで辟易しますねぇ…

一方、7, 紙のところ。

これは多少極端な気がw

まぁ現金制度を考えれば、一応つながりはあるかもしれませんが。

そしてなんたって全体的に共通しているところは、日本が高度経済成長期のライフスタイルにまだしがみついているところですね。

そんなの、90年代初頭のバブル崩壊から失われた20年という歴史から今は通用しないと社会自身が身をもって証明しているのに。

それから 10, 未定に加えて、5, 生活保護以外の社会制度に対する反論をば。

僕の主張では、

生活保護を含むすべての社会保障制度をベーシックインカムに引っくるめること

です。

ベーシックインカムとは何でしょうか。

国民の最低限度の生活を保障するために国民一人一人に現金を給付するという政策構想ってことですね。

政策構想ということはまだ考え中であり、また国によっては実験中ということになりますね。

これは昨年の7月末にハフポで記事が出されたことがきっかけで、日本中が話題になったことがまだ記憶に新しいでしょう。

"ベーシック・インカム"必要最低限の給付をオランダで実験「幸福度が増す」

これはメリットデメリットがあるのですが、長期的にはメリットしかならない仕組みと考えています。

短期的には、ニートが一時的に増えて税収があまり上がらないかもしれません。

しかし雇用形態をみると、新卒採用制度がありますよね。

学生たちが大学を卒業するかしないうちに、しかも本当にやりたいことが分からず、大企業のブランドだけで判断し、いろいろ落とされまくっている悪循環のケースがところどころ見受けられます。

仮に内定して就職したとしても、本当にやりたいことが一致していない限り仕事に身が入らず、いわゆる社畜になることもあります。

他には、ライフスタイルに幅が広がらないことです。

電通で働いていた女性が精神的に追い込まれて自殺なんかケースも出てきたように。

しかも家庭の経済事情にも追い込まれて。

本当にやりたい仕事を見つけるには時間とフットワークが必要なのです。

ベーシックインカムを利用して、国内外を旅して、いろいろ経験値を上げるのが先ではないでしょうか。

国内にずっといてばかりでしかわからない外の視点、価値観、ビジネスネタなどいろいろを見つけて日本に持ち込んで、起業なりアーティストなりなればいいのです。

特にアーティストなんかは、付加価値をいくらでも上げられます。

障害者アーティストにとっても大助かりですね。

詳しくは先日の記事を覗いてみてください。

中に7万円もの値段をつけても買ってくれる人がいます。

また、生活保護受けたら、国外へ旅することができないので、その欠点を補えるメリットもあります。

中にベーシックインカムを受けたらニートで一生働かないままじゃないかと懸念する人がいるかもしれません。

この点については心配が要りません。

ニートがベーシックインカムを使って、投資家になる手もあります。

ニートが投資家になる

投資家になれば、サラリーマンが一生かかって稼ぐ金額より多く稼ぐチャンスが増えるわけで、一人当たりの生産が増えるわけですよ。

リスクももちろんあるのは承知ですが、それもまたベーシックインカムでメンターに指導してもらうのです。

メンターが投資家の卵に教えれば、相互作用で生産性が上がるわけです。

要は、社会の生産性を上げるというのは、国のGDPよりも一人当たりGDPを考えるのが先ではないでしょうか。

国のGDPばかりに目がいっているから、利益優先主義に先走り、逆説的に生産が下がるのです。

現に、日本が世界3位であるにもかかわらず、一人当たりGDPでは世界26位という不思議な現象が起こっています。

世界の名目GDP(USドル)ランキング

世界の一人当たりの名目GDP(USドル)ランキング

その先は、ちきりんの掲げた 1, 通勤という習慣、3, 現金制度、6, 決算・納税制度 の解決にもつながってくるはずではないでしょうか。

他にもいろいろ何か考えがあると思いますが、ご意見はいつでもお待ちしております。

では、ちきりん風にパクって、

そんじゃーね!


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